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2008/08/18(月)
大学院 武道・スポーツ研究科 本学の大学院生が国際学会で研究成果を発表しました

 大学院武道・スポーツ研究科スポーツ医科学系の修士課程2年生(笠岡真之介、柴井健太)が、2008年7月9日〜12日にポルトガルのエストリルで開催された第13回ヨーロッパスポーツ科学会議で研究成果を発表してきました。この学会は日本体力医学会やアメリカスポーツ医学会との交流があり、今回の学会大会には世界各国から2024人の研究者が参加しました。
 発表した演題は以下のとおりです。

 The effect of 6-months exercise intervention on the cognitive-motor function in the middle-aged and elderly Japanese
 Kasaoka, S., Ohashi, H., Taniguchi, Y., Konishi, Y., Inoue, T., and Minami, S.

 The effect of training in bilateral and unilateral reaction time tasks on the motor cortical activity during bilateral and unilateral reaction time tasks
 Shibai, K. and Taniguchi, Y.

 約2ヶ月前から別科生のWong, Lawrence Wing Kin(アメリカ)、Sealey, Gareth Michael(イギリス)両君の協力も得ながら発表練習を積み重ねてきた2人は、発表を終え、次のように話していました。

 海外での研究発表はとても貴重な経験でした。参加者の方から熱心に質問していただき、「トレーニング効果を大脳レベルで見たものは少ないので、興味深い研究ですね。」といった感想を頂きました。今回の学会発表で学んだことや感じたことを研究活動に生かしていきたいと思います。(柴井健太)

 国際学会に参加・発表できたことは大変貴重な体験になりました。発表後、座長の先生から「この分野の研究はこれからますます大切になる研究ですね。」とのお言葉をいただきました。もっと語学の勉強をしなければと思いましたし、さらに勉強したくなりました。(笠岡真之介)