2009/02/19(木)
「スポーツにおける薬物乱用」をテーマとする健康管理セミナーが開催されました。
2009年2月17日(火)に健康管理セミナーとして、立木幸敏准教授による「近年のアンチ・ドーピングの動向」、高橋正人教授による「副作用の相談事例と実験的研究」について、それぞれ講演をしていただきました。
高橋教授は、昨年9月にスウェーデンのカロリンスカ研究所から招聘を受け、アンチ・ドーピングに関するセミナーにおいて「日本におけるドーピングの実態について」の講演をされています。また、10月にはドイツのニュールンベルクで開催された「第2回特効薬に関する世界会議」においても、国際的な研究者のひとりとして招待され、アンチ・ドーピングの立場から、日本におけるスポーツ選手の薬物使用の実態についての発表をされています。今回のセミナーでは、それらの研究の一端をご紹介していただきました。
多数の教職員、学生が真剣な表情で聴講していました。このセミナーが本学におけるアンチ・ドーピング対策の基盤となり、学生達の健康管理はもちろん競技力の更なる向上、教育活動あるいは研究活動において、より良好な成果をもたらすものと期待しています。