2012/11/16(金)
「スポーツ戦略論II」の特別講師に 安田享平 氏をお招きしました。
2012年11月13日(火)、「スポーツ戦略論II」の特別講師として、安田享平 氏(新日鐵君津、日本盲人マラソン協会理事、ロンドンパラリンピック代表コーチ)をお招きしました。
安田氏は、1996年のアトランタ(金メダル)、2000年のシドニー(6位)、2004年のアテネ(4位)で、パラリンピック盲人マラソンの伴走を担当され、北京とロンドンでは日本選手団役員・代表コーチとしてパラリンピックを経験されました。
講義では、「パラリンピックとは何か」「パラリンピックの様子について」などのお話をしていただきました。
その他、どんな人がパラリンピックに参加できるのか、選手村の中の様子、食事の内容などの貴重なお話も聞くことができました。
学生へのメッセージとして、「スポーツは人と人とを結びつけるものである。」
そして、大学で学んだ専門的な知識を活かして、スポーツのルールを変えたり、工夫をしたりすることによって、誰でもスポーツが楽しめるようになることを、社会に伝えていってもらいたい。パラリンピックは見て感動するものであり、スポーツができる自分の体に感謝をする。スポーツを通じて〔感動・感謝・共有〕の3Kを体験し学んで欲しい。
最後に、身近に障がいがのある方がいたら関心を持ち、一緒に何かできることはないかを考えてあげることが大切である、という今後の人間社会のあり方についてお話をいただきました。