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2019/07/24(水)
笠原政志准教授が日本アスレティックトレーニング学会で最優秀論文賞を受賞

笠原政志准教授が発表した研究論文(共著者:山本利春教授?西園聡史助教?西山侑汰元職員)が、2018年度に日本アスレティックトレーニング学会誌に掲載された論文の中から最優秀論文賞に選ばれました。

<論 文 名> 大学サッカー選手におけるアイスアンダーラップ、アイスタオル、冷水摂取を用いたハーフタイム中のクーリングが後半の運動パフォーマンスに及ぼす影響
<掲載雑誌> 日本アスレティックトレーニング学会誌 4巻2号 163-169頁 2019年
<著  者> 笠原政志 山本利春 西園聡史 西山侑汰
<論文要旨>  本研究はサッカー試合時における後半の運動量低下の抑制を目的としたハーフタイム中の冷却方法が後半の運動量に及ぼす影響について明らかにすることを目的とした。
 対象はK大学サッカー選手10名のフィールドプレイヤー(年齢19.5±0.6歳、身長175.9±6.0cm、体重67.2±5.1kg)とし、ハーフタイム中(15分間)にアイスアンダーラップ、アイスタオル、冷水摂取にてクーリングを行う(以下クーリング条件)とハーフタイム中に特定のクーリングを実施しない(以下コントロール条件)の2条件をクロスオーバーで実施した。
 前後半の走行距離の差については、クーリング条件は84.3±148.2m、コントロール条件は-204.5±126.9mであり、コントロールの方が有意に低値を示した(p<0.05)。
 なお、走速度に両条件間で有意な差は認められなかった。以上により本研究で用いたサッカー試合中におけるハーフタイム中のクーリング方法は後半走行距離低下を抑制する可能性があることが示唆された。

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